コンクリート診断士とは

コンクリート診断士とは

コンクリート診断士とは

「コンクリート診断士」は、公益社団法人日本コンクリート工学会が実施する試験に合格し、合格者の申請により登録された者に与えられる称号です。

コンクリート構造物の診断・維持管理に関して、一定水準以上の知識と技術を有する技術者を認定するものです。
受験資格は、コンクリート技士よりも厳しく設定されており、試験前に行われる2日間の講習を受講することが必須となっています。
受験者数はコンクリート技士試験の1/2程度で、合格率も厳しいものですが、維持管理時代の資格として期待され、大きな注目を集めています。

資格取得者のメリット

資格取得者のメリット

コンクリート診断士は、法で定められた資格ではありません。
したがって、有資格者でなければ、維持管理業務を行うことができないというわけではありません。

しかしながら、構造物を診断するという行為は、中立的な立場で行うことが必要であることから、構造物の管理者がコンクリート診断士の活用を求めるケースも増えてきました。

とくに調査・診断業務に従事する技術者にとっては、その能力を証明するものであり、責任ある立場で業務を遂行するためにも必須の資格であると考えられます。

また、コントラクターやコンサルタント、構造物の管理者は、それぞれの立場でよりよい維持管理に貢献する必要があり、そのための技術力向上、意識の啓発に役立つ資格であるということができます。
技術士や土木学会資格など、さらに上級の資格を目指すための足がかりとなる資格でもあります。

コンクリート診断士が活躍している分野

コンクリート診断士が活躍している分野

コンクリート診断士は21世紀とともに誕生した資格ですから、取得者数はいまだ十分な数には達していません。今後も一定の割合で増加していくと思われます。
しかし、それ以上に維持管理が必要となるストックが増大していくので、コンクリート診断士が必要とされる機会も、その役割も増大し続けることが予測されます。

コンクリート診断士は、次のような分野で活躍中です。

  • コンクリート構造物の調査・診断会社
  • コントラクターやコンサルタントのリニューアル部門
  • セメントやレディーミクストコンクリート、工場製品などの製造会社
  • インフラストラクチャーの管理者
  • その他の広範な分野